USBメモリの紛失・盗難事故が増えています。自分の個人情報が漏えい被害の対象でないことを確認するためのサイトです。 自らの非をきちんと認め、公表してくれる企業は、信頼できる企業ということがいえます。 最近、迷惑メールが増えたなど、不審に感じたら、チェックしてください。
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平成25年3月22日
国立大学法人広島大学長
浅 原 利 正
個人情報を含むUSBメモリの紛失について
本学病院(以下「当該病院」という。)の医師(以下「当該医師」という。)が、当該病院の患者265名分の個人情報を含むUSBメモリを紛失しました。
本学においては、個人情報の取扱いに関する規則を定め、個人情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このたび、個人情報が入ったUSBメモリを紛失する事態となり、患者の皆さまをはじめ関係の皆様方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
現時点で、本件に係る個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使用された事実は確認されておりません。しかしながら、患者の皆さまの個人情報を保存したUSBメモリの所在が確認されないことは重大なことであり、責任の重さを痛感しております。
なお、本日の発表においては、個人情報保護の観点から、患者の皆さま及び関係の皆さま方に配慮した公表とさせていただきますので、ご理解のほどお願いいたします。
1 事実経過
当該医師が、臨床研究に活用するため、電子カルテを参考に資料を作成し、論文や実験データと併せて、USBメモリに保存しておりました。
平成25年2月28日(木)、当該医師がUSBメモリを研究室で使用後、院内において紛失したものと思われます。当該医師からの報告に基づき、紛失したと思われる場所を探してまいりましたが、現時点において発見に至っておりません。
2 個人情報の内容
患者のデータ 265名分
(患者氏名、患者ID、性別、主治医名、年齢、入院日、病名、経過、検査所見等)
※住所、電話番号、連絡先は含まれておりません。
※一部の患者データ(97名分)については、パスワードを設定しておりました。
3 該当される方に対する当該病院の対応
該当者全員に対して、3月22日までに届くよう、お詫びと状況説明のための文書を病院長名で送付させていただきました。
4 再発防止に向けた今後の取組み
当該病院の保有する患者さんの個人情報の保護につきましては、かねてより教職員に対し、厳正な取扱いの周知徹底を図っておりましたが、 このような事態が二度と起こらないよう、個人情報の適正な管理について、以下のとおり教職員にあらためて注意喚起等を行いました。今後も継続して再発防止策に取り組む所存です。
(1)3月21日付けで、病院長から当該病院の教職員・院生等に対し、個人情報の管理徹底について、注意喚起を行いました。
(2)大学全体としては、本日付けで、個人情報の管理の徹底について、教職員に対し注意喚起を行ったところです。これまで、セキュアUSBメモリの配付対象教職員の範囲を拡げ、在学生・教職員への情報セキュリティ教育を通じて、個人情報管理の徹底を図ってまいりましたが、引き続き、研修等を通じて、教職員等に対して個人情報の適切な取扱いについて法令遵守を徹底してまいります。
【本件に関する問合先】
広島大学病院
特命広報・調査担当役 山内
Tel:082-257-5418
情報ソース
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/16540/dir_id/0
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