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国立がん研究センターがん予防・検診研究センターにおける検診受診者の個人情報を含むUSBメモリ紛失について
2013年12月24日
独立行政法人国立がん研究センター
このたび、国立がん研究センター(理事長:堀田知光)の部門のひとつであるがん予防・検診研究センター(センター長:津金昌一郎、東京都中央区)検診部におきまして、検診を受診された方々の個人情報を含む情報を記録したUSBメモリが所在不明であることが12月19日に判明いたしました。がん予防・検診研究センターおよび同じ敷地内にある中央病院などを鋭意捜索にあたっておりますが、現時点でもUSBメモリの発見には至っておりません。
USBメモリに記録されているのは、2004年2月から2009年1月までにがん予防・検診研究センターにて検診を受診した9,126名分です。その中に記録された情報は、受診ID・氏名(カタカナで記録)・性別・年齢(検診受診時)・検診判定結果・がんの有無・がんと診断された場合の病理診断・がんの大きさ・病期・紹介先医療機関名です。漢字氏名、生年月日、住所、電話番号は含まれておりません。これまでの調査の状況から、敷地内での紛失である可能性が高く、現時点で第三者による不正使用の情報は得ておりませんが、受診者およびご家族の皆さま、ならびに関係する方々にご心配をお掛けすることになりましたことを心よりお詫び申し上げます。
該当するがん予防・検診研究センター受診者の皆さまへは、12月21日付けで経緯の説明とお詫びの文書を郵送し、お問い合わせ窓口を設置いたしました。
これまでの調査の結果、このUSBメモリ内の記録は、がん予防・検診研究センターで検診を担当する診療放射線技師が、検診情報を整理するため検診用電子カルテを見ながら必要情報を手入力によりリストとして転記したもので、自身の作業場であるがん予防・検診研究センター放射線管理区域内のPET操作室作業台を主な保管場所とし、暗号化やパスワード設定はされておりませんでした。
国立がん研究センターでは、個人情報保護に関する規程を設けており、USBメモリ等への個人情報の保存を制限するとともに、個人情報を含むデータファイルの届け出を義務づけております。しかしながら、このたびの件に関しては不適切な情報管理がなされており、個人情報を含むデータに対する安全確保の措置に関する認識の不足および管理の不徹底によるものです。
今回の事態を受け、全部門、全部署、全職員に対し個人情報の管理や取り扱いについて、再度、厳重に点検を行うことといたしました。今後は、事実関係と原因の解明を行うべく調査委員会を立ち上げ、個人情報の取り扱いについて、個人情報保護に関する規程の遵守を徹底するとともに、各職場の個人情報保護管理者および担当者による個人情報管理体制の定期的な確認、職員に対する個人情報に関する取り扱い研修の実施、内部監査の重点項目に位置づけた監査(内部および第三者による外部監査)、情報管理認証の取得など、直ちに再発防止策を講じてまいります。
情報ソース
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20131224.html
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